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リバアシ(岩手県大船渡市)

岩手県大船渡市から地域情報や地方の話題への感想を伝えるブログです。なお、当ブログの記載内容は当ブログ管理者個人の見解になります。

「高卒での就職を考えてみる、捨てることは苦手?」-記事感想:137

管理者ブログ 記事時事感想

データえっせい: 高卒者の正社員就職率

『データえっせい: 高卒者の正社員就職率』

内容

 正社員への就業率は高卒と大卒でそれほど大きく異ならない。

雑感

 あくまで数字だけで見ればそうなのでしょう、程度の話という印象。

 そもそも学校側やハローワークが介入し、また公平かつ広範的に企業の情報に触れることのできない高校生の就職と、自分の意思が中心となり広く公開されている企業情報から情報を得ることのできる大学生の就職とでは、その内容も意味合いも全くと言って良いほどに異なるため、比較を行うこと自体に正当性がないと考えます。

 また、高校生の就職においては、学校側やハローワークの介入だけでなく、それと関係して地方自治体並びにその地域の企業の意向や思惑が大きく反映させられることは否定できず、誰にとっての就職なのかが分からないというのが実情ではないでしょうか。

 キャリア形成はもちろんとして、高卒での就職と大卒での就職は生涯賃金も大きく変わってくることは間違いないでしょう。まして、地方、特に田舎の中小企業に就職した場合、その差は天と地の差であり、その後のキャリアアップも非常に厳しいものとなります。

 いわゆる全国的に報道される大学生の就職難で取り上げられる、内定が取れない人々を見て、地方の中小企業なども選択肢にあるはずなのに就職できないのは、えり好みしているその学生にも責任があるという意見を散見しますが、その意味合いにおいては、個人的には賛同しかねます。大学まで出て地方の中小企業(極々一部を除きます)に就職することは、大学に入った価値を無にするばかりか、その後の人生を丸ごと棒に振るも同然というのが現代の現実であることには疑いようがないためです。要は、そういったところに就職することと、就職先が決まらないことはほとんどイコールと言って過言ではなく、寧ろ第二新卒などにも門戸が開かれている現在においては、まだその年に就職を決めない方が人生という長期的な展望からは得と言えるわけです。

 そういう観点で言えば、こと高卒で地元就職というのは、およそ人生を棒に振るも同然と言え、この記事はその意味で無責任の誹りを免れないと考えます。

 もちろん、その地域に非常に将来性があり、キャリア形成(ハローワークなどが言う中身の無いものでなく、一般的に言われる人生スパンで考えるべきもの)にも優れた企業があるのであれば別です。当然、それらは自己満足的なものでなく、大手と言われる企業に匹敵するレベルのものを言います。

 そういった企業はおよそ無いでしょう。そういった環境が現実にある以上、せめて、高卒での就職にしても、情報量が膨大であり、また激しい競争環境にある都市部へ就職する必要性を伝えるべきであるように感じます。

 多くの地方は、若者の流失を止めたいがために地元就職に関する情報を多く伝え、また促しますが、それはその生徒個人のためではありません。また、巡り巡って、その地域を衰退させる要因にもなっています。

 地方、特に田舎は目先の利害でばかり物事を判断するため、このような短絡的なことを平気で行う傾向がありますが、高卒の地元就職は目先の利以外においては、何にとっても良いことではありません。個人のキャリアを犠牲にし、地方の発展を阻害する悪しき慣習の一つと言えるでしょう。

 ここ最近、話題が出始めている貧困やその連鎖にも繋がるものとも言えます。

 地方創生、地域活性化が叫ばれる今だからこそ、いい加減地方は浅ましい夢に溺れるのではなく、地に足をつけた現実的な思考を行うべきだと感じます。また、高校生にあっては、浅ましく愚かしい大人の軽はずみな声を鵜呑みにせず、広く情報を集め、自身の人生について真剣に考えて欲しいと思うばかりです。少なくともいずれ消滅するとも知れない力ない地域のために人生丸ごとドブに捨てるような真似はすべきではないでしょう。

 

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雑記

 捨てることができないという人の話を耳にした経験は、誰しもが少なからずあるほどにありふれたもののように思いますし、それ自体は理解できないものでもないのですが、よくよく考えてみますと、何かを選ぶことが一方で何かを選ばないことであるという真理が絶対的に存在している以上、何らかの選択を行う度に何かしらの選択肢を捨てていることになるわけで、捨てることが全くできないというわけではなさそうです。そんなのは屁理屈で、こじつけで、牽強付会でしかなく、そういう見方をするならば何とでも言えると言われてしまえばそれまでという感じではあるのですけれど、そうはいっても真実捨てていることに変わりはないのですから、できないというのはおかしいと考えざるをえないわけです。寧ろ、それこそ捨てている現実から目を逸らしていると言いますか、捨てている自分を見捨てていると言いますか、もちろん、世に限りなく存在する無数の選択肢の全てを選び取るなんていうのは不可能ですし、第一、膨大な数の選択肢を見つけること自体が望外な難解さを持っているため、ぶっちゃけ選択肢そのものがなかったなどと思ってしまっても無理からぬことではあるのですけど。

 しかし、人の視界が見渡せる範囲にも実は死角が多いといったことからも分かるように、選択肢なんてものは一見無いように見えてもどこかしらそこかしらにあったりするわけで、目の前に見えている世界が世界の全てでないことと同様に、眼前にある選択肢だったり可能性だったりがそのときの自分が選べる全てであると思ってしまうのは、些か早計と言いますか、勘違いですか? とにかく後先一寸というわけでもない人生、いくらなんでも良き急ぎすぎていやしないか、などと思うわけです。

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