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リバアシ(岩手県大船渡市)

岩手県大船渡市から地域情報や地方の話題への感想を伝えるブログです。なお、当ブログの記載内容は当ブログ管理者個人の見解になります。

「長時間労働から見た地方を考える、帰る場所と帰るべき場所」-記事感想:138

管理者ブログ 記事時事感想

newspicks.com

『仕事のために生きる? 長時間労働はなくせないのか』

内容

 長時間労働はなくせないのか? アンケートの回答とともに考える。

項目

・これまでの経緯

・父親、子育てに関われず

・原因や社会的な背景は?

・日本は長時間労働の人が多い?

・学生たちの姿勢、むしろ頼もしく感じる

雑感

 年末年始の休暇が今日明日で始まる人が多いように感じます。

 昨今、問題として取り上げられることの増えた長時間労働ですが、そもそも長時間労働そのものに対する基準意識自体が曖昧であり、まだこれくらいは長時間労働ではないなどといった考えが抱かれることによる労働時間の長時間化も少ないのではないかとも考えます。

 法律上、週40時間以下(仕事によっては44時間以下)が法定の労働時間であることを思えば、長時間労働がどうという以前にそれを超過すること自体が本来あってはならないことであり、また、この場合に割増賃金が支払われないことは論外なわけですが、現実問題として言えば、これすら行われていないことが更なる問題です。

 週40時間と言えば、およそ週休2日。1年が52周だとすれば年104日程度であり、多くの事業所は変形労働時間制によって、隔週2日休みの年105日程度の休日を確保しているといったところでしょうか。逆を言えば、休日がそれ未満の場合であれば極論時間外割増が払われていないのは違法もかくやなわけですが、例えば大船渡市の状況を見ますと、これに関する違法性を帯びた事業所は随分と多く存在しているように見受けられます。

 労働者側がこれら最低限の知識を有していないことはもちろんとして、経営者すらそれを把握していない可能性があることを窺わせる現状には嘆きしかありません。

 地域活性化などと謳われる昨今ですが、こういった最低限のことが行われない以上は、それはほとんど妄想の域を出ないことはまず間違いないでしょう。

 そういったことは、求人票からでさえ想像できる有り様なわけです。それに対して例えば待遇が魅力的といった具合に何か魅力があれば良いのですが、それも望めないのですから、この地域で働くこと、特に若者がそういった事業所に身を置くことそれ自体が時間の浪費であり、一度しかないせっかくの人生の価値を大きく損ねていると言わざるを得ないといったところです。

 地方には仕事がないと言われるが、そんなことはないといった声が上がる昨今でもありますが、このような状況が当たり前にある状況下においては、仕事がないも同然であり、そんなことはないなどという声を上げること自体どうかと思う次第です。いっそ、視野が狭い、現実が見えていないとでも言った方が良いでしょうか。

 仕事はあってもまっとうな仕事がない。正確的に言えば、こうなのかもしれません。あるいはまっとうな経営者のいる仕事がない、ですか。

 さておき、本日取り上げた長時間労働の問題ですが、それが「労働」と感じる程度の価値しかないものであるのであれば、長時間それを行うのは問題であり、そもそも行うべきものではないでしょう。

 つまり、「労働」と感じる以外の魅力――例えば成果として得ることのできる待遇が魅力的であるとか、その仕事が打ち込むに値する大きな価値なり魅力を持っており、共に働く人、そしてそれを率いる経営者が類い稀な魅力を持っているとか、そういったものがある場合、それはたとえ長時間に及んでも苦でないわけで、また、そこから得られるものは非常に多く、人生をより豊かにするに違いありません。そういったことに限り、また注目すれば、長時間労働として問題視するのは余計なお世話かもしれません。

 しかし、前述したように、無能な経営者の下で、ただ強いられるだけの作業としての価値しかないような「労働」――これが長時間に渡るのは百害あって一利なしとしか言えません。時間の浪費であり、人生を消費するだけの無駄と言えます。これで待遇も低いとなれば尚更です。

 そして、地方は仕事が無いと言われる背景には、地方には後者のような仕事しかないことが外から見ても明らかなことです。

 未だに、朝就業時刻30分程度前には出勤して掃除なり朝礼なりを行うことを義務付け、それは労働時間ではないなどというモラルもリテラシーも無い事業所がありふれているようでは、仕事があるとは言えないわけです。

 従業員が人手でしかない事業所もごまんとある。

 そりゃ、会社の成績も芳しくないのは当然であり、成長など夢のまた夢でしょう。

 記事に書かれている長時間労働はおよそ大手のもので、地方の問題とは質が異なります。払われるものがおよそしっかり払われる上での問題です。

 昨今、長時間労働にしても人材不足にしても全国的に大きく報道されるようになりましたが、これらは、都市部のそれと地方や田舎のそれとは重みが違えば、それこそ全く中身の異なる問題です。地方や田舎において、これを一緒くたにして語る経営者が少なくありませんが、地方や田舎については、それ以前の問題がごまんとあり、そもそも全国的に報じられるこれらの問題について語る俎上にすら上がることができていないのです。それすら理解せずにさも問題提起のように単なる不満を高らかに叫ぶのですから、呆れるよりありません。

 地方創生、地域活性化、これらにはどうしたところで企業、そして仕事が活性化する必要があるでしょう。しかし、そのためには改めるべきところが余りにも多い。

 今行っていることがそもそもまっとうなのか、そこから考える必要が、地方、特に田舎の企業においては必要でしょう。ゼロベースではなくマイナスベースで、その地域を基準にするのでなく、全国――特に都市部を基準に考える必要が絶対的に欠けているのが現状なのです。

 

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雑記

 故郷であれ、思い出の場所であれ、人間誰しも帰る場所があるというのはよく聞く話ではありますけれど、果たしてそこが帰るべき場所であると言えるかどうかは怪しいものがあるように感じます。

 適材適所という言葉に表されるように、何らかの役割を担い背負って生きていくことが繰り返されるのが人生とはいえ、一人の生涯の中で身に付けることのできる能力なり知識なり経験といったものには限界があり、またそれを利活用できる場や時期といったものも自ずと限られてくることは想像に難くありません。もちろん汎用的な能力や知識、経験といったものの存在を否定するわけではありませんが、人間が万能の神でない以上、その汎用性にも限界があることは否定のできない事実だと言えます。

 帰るべき場所が、たとえば辿り着く先の終着点のような場所であるならば、話は簡単で、日々そこを目指して歩き続ければ良いというだけの話なわけですが、これが、いずれ最期の時まで生活していく必要性のある場所というのであれば話は違ってくることでしょう。

 生活をするということは、悲しいかな何らかの仕事をするということで、仕事をするということは、自身の持っている力を誰かの役に立つような何かに変えるということです。しかし、先述したように人間が身に付けられる能力などといったものにはどうしたところで限度があり、またそれらは活用できる場所や時期などにある程度の制限が設けられるものだったりします。つまるところ、帰る場所で活用できる能力であれば良いのですが、必ずしもそういうものではないといったことが世にはありふれて溢れているのではないでしょうか。

 果たして、そういったときに、帰る場所が帰るべき場所と言えるのかどうか、これは一考するに値すると言いますか、真剣に考えなければならないことに思えます。

 つまり、その帰る場所というのは、これまで費やしてきたものを全て捨ててまで行くような場所なのか、あるいは、多くの人の役に立つことのできる力を誰のためのものにもならないものに変えてしまってまで帰るべきなのかということです。

 帰るべき場所というのは概ね多大な想いの詰まった自身にとって重い場所であることに違いないのでしょうけれど、その想いなり重さなりが単なる負担や鎖でしかないのであれば、それは障害でしかないのではないでしょうか。

 在りし日の想い出というものはとても眩しく、そして温かく、昔日の日々に想いを寄せ、昔を懐かしみ、愛着に心揺られるのはおよそ誰にとってもそう珍しい感傷ではないだと思います。けれど、誰にしたところで生きているのは現在であり、過去に生きることなどできません。

 帰った先で死んだような日々を送るしかできないのであれば、そこは帰る場所であっても帰るべき場所ではないのでしょう。

 帰省先と言う名の寄生先でしかないわけです。

 故郷や思い出の場所というものが駄目だとは思いませんが、人間生きているのは常に今であって今でしかなく、考えるとすれば今か未来、その二択なのです。

 帰る場所は帰る場所でしかなく、帰る場所だからといって帰るべき場所だとは言えない。そのことは誰しもが弁えなければならないことなのではないか、そう思います。

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